【逃げて良し】ブラック企業の見分け方 8つの特徴で判断しよう

退職

突然ですが、あなたが勤める会社はブラックですか?

「100%ブラックです」という人は少数派でしょうが、「100%ホワイトです」と言える人も少数派。
どんな企業にも良い面、悪い面があり、この辺はちょっとヤバイと思っている人は多いです。

ただ、自分の企業がブラックだと気付かずに働いている人もいます。
ブラックに慣れすぎて、あるいはその思想に洗脳されてしまって、おかしいのをおかしいと認識できなくなってしまっているのです。

でも、自分の企業が今一度、ブラック企業になっていないかを確認してほしいです。
見分けるための8つの特徴は以下になります。

  • 残業時間がめちゃくちゃ長い
  • サービス残業を強いられる
  • 給料が低い
  • 契約書が無い
  • 就業規則が閲覧できない、許可が必要
  • 任意といいつつの強制参加イベント
  • 副業禁止
  • 【極めつけ】社会保険料を払わない

以下で詳細をまとめているので、ぜひとも読んで頂ければ!

ブラック企業を見分ける8つの特徴

残業時間がめちゃくちゃ長い

ブラック企業と判断される最大の要因は、残業時間がめちゃくちゃ長いことです。
とにかく長時間労働が横行しています。

現在、36協定で規定される残業時間は、標準時は月45時間、緊急時には月80時間が一般的です。

月80時間は過労死の危険性があるラインですが、ブラック企業はこの時間を遥かに上回り、月100時間くらいが序の口といってもいいでしょう。

昔は当たり前にあった長時間労働ですが、現在はどんどん見直されています。
私見ですが、残業は毎月10~20時間程度、忙しいときでも30時間~40時間程度が標準的なラインだと考えています。

サービス残業を強いられる

残業時間が長いことに加え、残業代がない、つまりサービス残業も横行しています。

「仕事が遅いくせに残業代もらうなんて図々しい」
「管理職だから残業代は出ない(実際は単なる中間管理職)」

など、何かと理由をつけてサービス残業を強要します。

また、会社的には残業規制をしつつも、残業しているときと仕事量が同じというのも結構見かけますね。
こういう会社では残業が認められないので、定時にタイムカードを押して、居残って仕事するといったことが発生します。

裁量労働制でもない限り、残業代が支払われないことはあってはなりません。
サービス残業、絶対ダメ。

給料が低い

ブラック企業は給料が低いです。

残業をしなければ、最低賃金くらいはもらえると思います。
しかしながら、長時間労働とサービス残業がセットになり、結果的に最低賃金を下回るのが多いです。

今は稼げると言われるITエンジニアですが、昔はブラック職種の筆頭で、長時間労働で給料が低いのが当たり前でした。
最近は業界全体が急速に改善されていますが、未だにブラック企業も存在しています。

情報をしっかりと集めて、そういう企業に引っかからないようにしましょう。

就業規則が閲覧できない、許可が必要

ブラック企業では、就業規則を自由に見れることはまずありません。

また、閲覧したいというと渋ります。
理由を聞かれたり許可されなかったりですね。

なぜかというと、見られては困ることが書かれているわけです。
就業規則に書かれていることと、実際に行われている制度を比べたら、全然違うじゃないかということがありますよ。

本来、就業規則は社員が必要なときにすぐに参照可能にする必要があります。
気軽にいつでも閲覧可能であることが当たり前です。

任意といいつつの強制参加イベント

会社には任意参加といいつつ、参加しないと後からゴタゴタ言われる、実質強制参加のイベントってありますよね。
雰囲気的に欠席といえないし、欠席は評価が下がる。

社会人ではよくあることです。

で、任意参加なので業務扱いじゃない(=無給)というのもセット。
忘年会とか社員旅行は割とこの例が多いのでは?

任意参加でとやかく言われることは筋合いはないのですが、その雰囲気を変えるのは難しいです。
自分が損をしないように賢く行動しましょう。

契約書が無い

ブラック企業でありがちなのが、雇用契約書が無いことです。

契約のことよく分からないから会社に任せている人もいると思いますが、自分の契約内容を知らないのは失格です。

契約書が無い人は、すぐに会社に請求しましょう。
口頭ではなくちゃんと書面にしてもらってください。

僕自身は体験したことありませんが、正社員で入社したはずなのに、実は業務委託契約していたという話もあります。

また、派遣やSESでは、お客様との契約単価も添えてもらうといいですよ。
マージン率を取っているのかも把握しておきましょう。

副業禁止

働き方改革の一環として注目されているのが副業です。
従来は就業規則で副業を制限されてきましたが、制限を撤廃した会社が増えています。

しかしながら、まだまだ規則で縛っている会社の方が多いのも実情。
副業禁止=即ブラック企業だとは言いませんが、今となっては結構なマイナス材だと僕は思うんですよね。

副業を規制する会社に入社するか留まるかはよく考えた方がいいです。
何かあっても会社がすべて助けてくれるわけではありませんので。

【極めつけ】社会保険料を支払わない(加入しない)

極めつけは、会社が社会保険料を支払わない、あるいは加入しないケースです。
社会保険料は給料から天引きされているのに、年金の督促状がきて初めて気付いた人も。

今回挙げた中で一番ひどくいですが、悲しいけどこれが真実ですよね。
経営者が社会保険を知らないはずがないので、わざとやっていると思って間違いありません。

仮に本当に知らなかったとしても、そのような経営者についていくのも怖いでしょう。
どっちにしてもさっさと辞めるべきでしょうね。

ブラック企業に耐えられない場合は?

ブラック企業の判断材料を挙げてきましたが、もしあなたの会社にブラックなことがあって、耐えられない場合はどうするか?

退職して転職しましょう。
もしくはフリーランスになりましょう。

会社を変えようなんて思わない方がいいです。
9割9分変わりませんから。

既に作り上げられている環境を壊し、新たに作り上げることほど難しいものはありません。
環境が整っている他の会社に移れば、あなたの労力は最小限で済みますよ。

最後に:自分が希望する環境を少しずつ手に入れよう

ブラック企業の悪行ぶりが知れ渡り、労働環境は大きく改善されてきました。
しかしながら、ブラック企業が完全になくなることはありません。

情報弱者を狙うブラック企業はいまだに存在します。
労働者側も知識がついてきて被害は少なくなっているものの、今後も注意が必要です。

近年は退職のハードルも下がっていますし、退職代行というサービスも登場しています。

許容できないブラック環境にいるなら、こういったサービスや転職のサービスを利用して、自分が希望する環境に今すぐ移行しましょう。

行動は早い方がいいですよ。

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